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saiの腐女子日記 garparty.exblog.jp

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腐女子の色々な萌えを心の限り(笑)、叫んでいる日記で御座います。


by garparty
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シャーロック4-1


「シャーロック4」の1話「THE SIX THATCHERS」を観ました。

始まりは、シーズン3のラストから。
チャールズ・アウグストゥス・マグヌセン(ラース・ミケルセン)を射殺してしまい、極秘任務へ就く為に飛行機に乗せられたシャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)だったが、亡くなったハズのモリアーティ(アンドリュー・スコット)からのメッセージを受けたマイクロフト(マーク・ゲイティス)ら英国政府は彼を呼び戻したのだが?

以下、ネタバレあります。



マイクロフト、スモールウッド議員(リンゼイ・ダンカン)ら英国政府は、シャーロックがマグヌセンを殺害した映像を加工し、何者か(スナイパー?)によって射殺されたように偽装をした。これでシャーロックは罪に問われなくなる。
そして、モリアーティが残して逝った負の遺産・潜んで活動している配下たちを捕まえるべく、シャーロックは自らターゲットとなる決心をし、今までと同じように仕事を精を出す。
一方、ジョンとメアリーの間に女の子(ロージー)が産まれた。ハドソン夫人(ユーナ・スタッブス)とモリ―(ルイーズ・ブリーリー)はゴットマザー(後見人)となり、シャーロックもゴットファーザーとなった。シャーロックも一応、子守りをするらしく、ロージーが投げたおもちゃを拾い上げ、「いいか。これが必要なら二度と投げたりしないように」と赤ちゃん相手に説教してました。勿論、聞き入れては貰えません(笑)
シャーロックは、依頼者から持ち込まれた事件を次々と解決していきます。そんな中、レストレード警部(ルパート・グレイヴス)が奇妙な事件を持ち込んで来ました。チベットを旅行中の青年の遺体がイギリスの自宅に止めてあった自動車の中から発見された、と言うモノ。その青年は大臣の息子だった為、解決をせっつかれている模様。
シャーロックはその事件を引き受け、「事件が解決したら、君(レストレード)の手柄にすればいい」とまで言うのですが、レストレードは、「ジョンがブログで書くから、俺が解決したんじゃないと分かる」と言いました。そして、相変わらずレストレード警部のファーストネームを覚えていないシャーロック(笑)
シャーロック、ジョン、レストレード警部の3人は大臣の屋敷へ行きます。事件を調査するのかと思いきや、シャーロックが気になったのは別の事柄でした。シャーロックによると、大臣はOCDの傾向があるのに此処(テーブルの上)だけ奇妙な空間があると言う。大臣に尋ねると、此処にはサッチャーの胸像があったのだが、何者かが侵入して壊してしまったとの事(聖典『6つのナポレオン像』)
シャーロックは息子の件(チベットに居ると言うのは嘘で両親を驚かせようと車の中に隠れていたが、運悪く心臓発作(?)で亡くなってしまった。つまり殺人事件ではなく不幸な事故だった)を説明し、「考え事がしたいから」と言って1人で車に乗ってマイクロフトの所へ向かいました。
シャーロックは「サッチャーの胸像破壊事件(?)」にモリアーティが関係していた「ボルジアの黒真珠盗難事件」が関わっているのはでないか?と思っているらしいのですが、確証は無い模様。その様子を見ていたマイクロフトはシャーロックが「サマラの商人」と言う物語を嫌っていた事を思い出しました。
サマラの商人・・・バクダッドの商人が市場に出掛けた所、死神が居て威嚇するような仕草をしていた。驚いた商人はすぐに町を出てサマラへ向かった。此処まで来れば大丈夫だろうと思っていた商人だったが、死神と出会ってしまう。逃げられないと観念した商人が死神に尋ねると、「威嚇したのではない。あなたとはサマラで会う事になっていたので驚いただけだ」。
(※運命からは逃れられない)
221Bへ戻ったシャーロックの元へレストレード警部があたらなサッチャー彫像破壊事件を持ち込んで来ました。レストレード警部はこれからランチデート(?)なので、シャーロックはジョンと共に凄腕のハッカーの家へ行きました(ペンタゴンのセキュリティも突破した事があるらしい)
そのハッカーに依頼するのかと思いきや、用があるのはハッカーが飼っている犬のトビーでした(聖典『四つの署名』)。
シャーロックはジョンより優秀な助手メアリーを呼び出し(元エージェントなので)、ジョンには子守をして貰おうと思っていたのですが(お留守番)、ジョンは納得せずに3人+1匹で犯人を追跡する事になりました。破片に付いていた血(匂い?)をトビーに嗅がせてロンドンを駆け巡ったのですが、たどり着いたのは「バラ・マーケット」。トビーは混乱してしまった様です(食材を扱う店が多いので)
ハッカー君によると、サッチャーの胸像は6体作られたとの事。レストレード警部から、また胸像が壊され、持ち主が殺害されてしまった、と連絡が入りました。シャーロックは残りの胸像の在り処を探し出して見張っていると、夜更けに1人の男が侵入して持ち去ろうとした所を阻止しました。
この胸像の中に「ボルジアの黒真珠(モリアーティが関与した事件)」が隠されていると思い破壊した所、出て来たのはかつてエージェントだったメアリーの名前が記されたUSBでした。メアリーによると、6年前トリビシ(グルジアの首都)にある英国大使館がテロリストに占拠されてしまうと言う事件が起こった。その救出作戦の際、お互いを裏切らない為の保障として仲間たちの情報が入ったUSBを1つずつ持っていたそうです。メアリー以外の仲間は亡くなったかと思われていたのですが、アジャイと言う男性だけが生き残り、何故かメアリーを狙っている模様。シャーロックはメアリーに何処にも行かないように言うのですが、彼女はシャーロックを眠らして姿を消してしまいました。
メアリーは追跡されないようにランダムに行き先を変えながらモロッコにたどり着きます。そこで待っていたのはシャーロックでした。絶対に分からないようにしたハズだ、と驚くメアリーに対し、シャーロックはあーだこーだ言ってましたが、実は彼女が持っているUSBに追跡装置を仕込んでいたのです。
メアリーがホッとするのもつかの間、アジャイも姿を現しました。アジェイによるとテロリストに掴まって拷問された時、「AMMO」と言うコードネーム持つ「英国人女性」によって救出作戦は失敗に終わったのだ、と聞かされます。メアリーの事だろうと推察した彼はサッチャーの胸像に隠した彼女のUSBを探して、破壊していたのでした。アジェイはメアリーを殺そうと銃を向けたのですが、その前に警察に射殺されてしまいました。
イギリスへ戻ったシャーロックはマイクロフトを呼び出し、「AMMO」はラテン語の「AMO(愛する)」だと推察します。コードネームが「Love」であるスモールウッド議員が怪しいと尋問しますが、彼女はキッパリと否定しました。シャーロックは今までの事柄を掻き集め、全ての情報を得られる立場に居る人物ヴィヴィアン・ノーバリー(スモールウッド議員の秘書)でした。
シャーロックはロンドン水族館で彼女と会います。ヴィヴィアンによると「AMMO」と言うコードネームで国家の機密情報を売っていたがそれを英国大使に追及されそうになったので、大使館の職員やメアリーたち全員を殺そうとしたのだと言う。ヴィヴィアンはシャーロックに銃を向けて発射しますが、メアリーは彼の盾になって撃たれてしまいました。ジョンの腕の中で「メアリー・ワトソン」として亡くなるメアリー。
シャーロックはジョンが通っていたセラピストに会いますが、解決はしません。221Bでハドソンさんに「自分の才能にうぬぼれたり、自意識が過剰になったら『ノーバリ』と囁いて欲しい」と告げました(聖典『黄色い顏』)
落ち込んでいるシャーロックの元へ1枚のDVDが届きます。そこには、「MISS ME?」の文字が書かれていたので、モリアーティからかと思い、慌ててデッキに差し込んでみるとメアリーからでした。彼女は、「こう書いておくと見てくれると思った」と言いました。彼女は自分の死を察していたらしく、「ジョンを救って欲しい」と言うメッセージをシャーロックに残していました。
シャーロックはジョンに「何か出来る事はないか?」と尋ねるのですが、拒否されてしまいます(モリ―からの伝言で、直接会ってもくれません)
DVDの最後にはメアリーから「シャーロック、地獄へ行け」と言うメッセージがありました。
マイクロフトが自宅の冷蔵庫に貼られた「13th」と書かれたメモを見付けて何処かへ電話するのですが、この後のエピに関係あるのかな?
シャーロッキアンにとっても「ほぉ、なるほど」とニヤリとする場面も多くあり、見応えがあるエピでした。面白かった!!!

by garparty | 2017-03-04 00:12 | Sャーロック